自分が欲しい物を作る

今日、カンブリア宮殿で、モンテールの特集をやっていました。
新人さんが新商品の提案をするシーンをちょうど見たのですが、
社長さんがおっしゃっていたことがほんとにそのとおりだと思ったのでメモ。

自分が本当に食べたいものを提案してる?
奇をてらってない?会社にとって良いじゃなくて、消費者にとっていいと思ってやってる?

本当にそのとおりだと思いました。
業界は違えど、自分がこれまで部署に投げた提案も、
一旦自分が本当にほしいものかどうか自問自答すべきでした。
自分が作りたいものを提案してしまっていたことに気付きました。
自分の技術が活きるから、自分の仕事が目立つから、そういった視点で提案してしまっていました。
そういった自分起点の視点では売れるものはできないし、
つまらないって思われるに違いないでしょう。

もう一つ印象に残った言葉があった。


2年目はお客様に近い目線でものを見ることができる。
会社に染まっていないから新鮮なアイディアが聞けるんですよ。
どんどん提案してきてほしい。聞いているのが楽しい。


こういったこと言ってくれる社長の元だったら社員がイキイキしてどんどんアイディア出てくるだろうな。
企業の低迷期(まさに今のウチなんだけど)はアイディアが枯渇して、
制約ばっかりが見えてきて、
視野が狭まって良い意見が出ない。
空気の悪い会議からはイノベーティブなアイディアなんて出てこない。
だからこそ、アイディアを奨励する仕組みが欲しい。
それでいて率直に面白いつまらないを言い合える環境が必要。
アイディア稼業の業界にいるのに、
アイディア出さずに社員してるのとかマジでぶら下がりと同じだよね。
頑張ろう。

コメント

このブログの人気の投稿

Callback関数を知らん人がまず理解すべきことのまとめ。

C言語でBluetoothスタックを叩きたい人のBluetooth開発入門その1

C++プログラミング入門(1) // 倉庫番プログラムの実装