2013年5月22日水曜日

Qualcomm iZatのモバイル位置推定技術が凄い件

Qualcommの技術が凄い件!!
ということでこちらを御覧ください(英語だけど)







要するに、
屋内に設置された複数の無線APからとれる情報から
モバイル端末の位置を数m以内の誤差で推定する技術なんです。
既存GPSの「数百m半径内に多分いるんじゃない?」っていうクソみたいなレベルとは大違い。
事前にAPの位置は登録する必要があったり、
得られたデータがQualcommのサーバーに送られるなどのリスクはあるものの、
屋内のどのへんにいるかが数m程度の誤差で推定できるとのことです!

こんな経験ありませんか?
「新宿駅南口どこだ?あ、ここ行き止まりかぁ。。。あー待ち合わせ遅れたわ・・」みたいな。
大都会の複雑な駅に行くと行きたいところに行くのにすご~く時間かかりますよね。

最近よく見ますよ。
リクルートスーツに見を包んでスマートフォン片手に道に迷っている人。
道に迷うとともに人生にも迷ってるんじゃないかと思うくらい不安な顔で。

自身の経験とこういう人見てると、スマートフォンのGPS程度では不十分ってことです。
モバイル端末を持った位置推定が求めることは、
数km半径でこのへんにいるのかーっていう大雑把な位置推定ではなく、
数mレベルで、この店舗の真ん前にいるのか、
じゃぁ目的地は逆だな。
みたいなレベルまで精度を上げなきゃいけないんです。

技術的に今どういう状況かというと、
IEEE802.11uのワーキンググループが関連する規格を決めてる段階で、
上述した話が実現するのはまだまだ未来のことです。
でも、この技術が普及してくれれば人が道に迷うことがなくなるんじゃないでしょうか。


・・・それだけではないと思うんです。
この技術が実現した場合の未来を妄想してみる。


・黎明期は、各社がプレゼンスを上げるために公共施設等に赤字覚悟でぶっ込んでく。大企業に対して売り込む・競合他社を駆逐するには口だけ野郎よりも何よりも「確固たる実例」が最高の説得力になるからだ。

・ Qualcommみたいな技術を持った会社は、不動産ディベロッパーに技術を売りに行く。
当該技術導入による「資産価値の向上」を唄って。

・副産物として、広告プラットフォームのインフラになる。携帯端末からよりローカライズされた広告を打てるようになる。モバイルユーザーのウェブ上での行動履歴はもちろんのこと、「こんなヤツが、こんな時間に、このタイミングでここにいるってことは、こんなのが欲しいんでしょ?」みたい広告の打ち方になる。

・foursquareやらO2Oと呼ばれるようなアプリで生きてる会社は再編されていく。早くキャッチアップして大きいウェブ系起業にバイアウト。これが将来の成功例になりそう。


[資料]


- IEEE802.11u無線ローミング標準化の動向 : https://upki-portal.nii.ac.jp/docs/files/[5]ITRC-20061005.pdf

- Qualcomm IZat http://www.qca.qualcomm.com/technology/brand.php?brand=9