2012年2月9日木曜日

問題解決プロフェッショナル 「思考と技術」

問題解決プロフェッショナル 「思考と技術」 を2章まで読んだ.
2章の技術編では有用な知見が多かったのでここにまとめておく.



【はじめに】


問題の原因や解決策を考える際に,思いついた順に箇条書きにする人はいないだろうか?
はい,私です.
苦労して列挙したリストが増えれば増えるほど混乱して最終的に考えたことが無駄になったり...
次元の異なる要素が同じカテゴリーの中に列挙されていたり...
(例 : アメリカ,中国,オーストラリア,京都...)


箇条書きの問題点は3つ.
1つは漏れ
「これ以外にも要素は無いですか?」
という問いに胸を張ってNOと言い切れるだろうか.

2つ目はダブり
一見異なるもののようでも,実は本質的に同じことを言っていたりする.
本来同じものは極力排除したい.

最後は次元の違い
分析結果をプレゼンテーションする際に,次元の異なるものを一緒くたにすると聴衆に伝わらない.
他人から見ても分かりづらいし,時間が経てばそのうち思い出せなくなる.

こういった問題を無くすために,システマティックに思考の整理を行うツールとしてMECEとロジックツリーがある.



【MECE】

MECE (Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは,もれなくダブりのない状態のこと.
簡単な例としてはジャンケンにおける手.
「グー・チョキ・パー」,これでMECE.



フレームワークと呼ばれる決まった切り口を使って,MECEな状態に問題を切り分けることで思考の整理を行う.

・代表的なフレームワーク
  3C+1C : 顧客(Customer),競合(Competitor),自社(Company) + 流通チャネル(Channel)
  ビジネスシステム : 製品が開発されてから市場に出るまでの流れを時間軸で整理したもの
  4P : 製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)
  事業ポートフォリオ : 相対マーケットシェア × 市場成長率





【ロジックツリー】


問題の原因を深堀りして,解決策を具体化し,因果関係を可視化する技術のこと.
思いついた順の箇条書き,即ち根拠のないアイディア出しからの脱却のためには必須なツール.
やり方は,課題の問題や解決策をMECEに分解し続けるだけ.
これ以上やっても意味が無いくらいに掘り下げられたら,枝にある要素を優先順位付けする.




ロジックツリーの例として痩せる方法のロジックツリーと箇条書きの差異を説明するサイトがあった.
かなり参考になる.




【最後に】


今回は,問題解決プロフェッショナル 「思考と技術」における2章の思考ツールのみをまとめた.
この本はコンサルティングファーム等で配られる程の名著のようだ.
実際に読んでみても読みやすく,得られるものも多い.
一般的にMECEやロジックツリーが浸透すれば,社内会議等も効率的に行えると思う.
もっと幼少期にこの本に出会って,雑然とした思考を一刻も早く追い出したかった.
これからはこの技術を体得するために日常生活等でも応用していこうと思う.





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