2012年1月20日金曜日

IVS 2011

インフィニティ・ベンチャーズ・サミット(IVS) ウィンターワークショップ2011に行ってきた.
http://www.infinityventures.com/ivs/workshop/index.html

タイムスケジュールは以下の通り.

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■プログラム
◆ 受付. 9:00 -

◆ Session1. 9:30 - 10:45 「未来を創る(仮)」
経営者・クリエーターとして夢・目標を持ち、新しい産業創造やプロダクト開発
に取り組みなどのパネルディスカッション
(スピーカー)
グリー株式会社 代表取締役社長 田中 良和 氏
GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷 正寿 氏
キューエンタテインメント株式会社 取締役CCO 水口 哲也 氏
(モデレーター)
インフィニティ・ベンチャーズLLP 小林 雅


◆ Session2. 11:15 - 12:30 「世界を目指せ! 日本のベンチャー(仮)」
世界を挑戦する起業家の本音バトル
(スピーカー)
頓智・株式会社 CEO     井口尊仁 氏
株式会社はてな 代表取締役社長 近藤淳也 氏
株式会社ワンオブゼム      代表取締役社長CEO      武石 幸之助 氏
(モデレーター&スピーカー)
芸者東京エンターテインメント株式会社    代表取締役 CEO/ファンタジスタ    田中 泰生 氏


◆ 特別セッション. 12:30~14:00 「若手によるプレゼンテーションバトル」
学生などによる6分間プレゼン(Launch Padのフォーマット。6~8組を予定)


◆ Session3. 14:00 - 15:15 「成長企業で働くということ(仮)」
キャリア・人事系セッション
(スピーカー)
株式会社セプテーニ・ホールディングス      代表取締役社長 佐藤 光紀 氏
株式会社ディー・エヌ・エー  社長室 副室長  赤川 隼一 氏
ライフネット生命保険株式会社  代表取締役副社長        岩瀬 大輔 氏
(スピーカー&モデレーター)
株式会社サイバーエージェント  取締役人事本部長        曽山 哲人 氏


◆ Session4. 15:45 - 17:00 「Kinectなどのユーザーインターフェースの技術・研究最前線」
(スピーカー)
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科    教授      稲見 昌彦 氏
日本マイクロソフト株式会社  千葉 慎二 氏(Kinect 開発エンジニア)
(モデレーター)
インフィニフィ・ベンチャーズLLP 共同代表パートナー 小林 雅


◆ Session5. 17:30 - 18:45 「サバイバル・ベンチャー起業論」
(スピーカー)
株式会社クエステトラ      代表執行役CEO        今村 元一 氏(京都大学OB)
株式会社gumi    代表取締役社長    国光宏尚 氏
株式会社ジェイド        代表取締役   秋里 英寿 氏(京都大学OB)
MOVIDA JAPAN 株式会社 代表取締役 孫 泰蔵 氏
(モデレーター)
株式会社マイネット・ジャパン  代表取締役社長 上原 仁 氏


◆ ネットワーキング・パーティ. 19:00 - 21:00
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 途中で研究会があって抜けた関係もあって,全部聞いてない部分があるけど,抜粋で聞いて為になったことと,自分が思ったことをまとめる.

【Session1】
全体を通して感じたことなんだけど,皆さん経営者だしディレクションの機会が多いこともあってか,人に物事をわかりやすく伝えることに長けている.
バシッと伝わるメタファー.人を飽きさせないユーモア.
グイグイ引きこまれていった.
頑張らなきゃ辿りつけない目標設定をして,大きいこと言って自分にプレッシャー掛けてストイックに取り組む姿勢は共通して言えることで,学び取らないとなーと思った.


(熊谷さん)
はじめに,「事業を始めたきっかけ」について話されていた.はじめたきっかけは金.しかしすぐに金儲けだけでは続かないことがわかった.行き着いた先が,世の中の不便を解消したり,喜ばせたいと心の底から思うことが事業拡大へのモチベーションとなると言っていた.

また,事業をするにあたり「自分がNo1になれるかどうか」を考えるとのこと.No2だったらNo1の会社で世の中うまく回るしね.若い頃はありとあらゆるビジネスチャンスにアンテナを張って,専門家と会話できるレベルで勉強してたらしい.

これまでしてきた事業は時代と共に移り変わってきたんだけど,その時々で「間違いのないこと」を追求して参入領域を決めているとのこと.ネットやる人増えてくるだろうからプロバイダ事業に参入し,人口の伸びに限界が見えてくると未来を予測して他の事業を考える.今後情報は増えるだろうからサーバードメイン事業に参入といった流れ.

また,仕事で普段考えていることとしては,「プライオリティ付け」はいつも気にしているとのこと.
最後に言っていたこととして,「事業をするってことは自分の寿命を使ってる.命と引き替えにしてる事業だから真剣にやる」という言葉にグッときた.


(水口さん)
クリエイターとしての自分は,人が感動する理由を日々考えると言っていた.視野を深く,広く持って人の欲求本能を研究することが大切.ジョブズの言葉「Not design technology,design humanity」を引用して,技術的に高度であるかでなく,人間性をデザインすることこそ創るということだと言ってた.


(田中さん)
この人は物凄く賢いビジネスマンだと思った.普段はフランクな物言いで,あまり知的には見えないんだけど,ビジネスに関して言うといい意味でずる賢さを持っている印象.人間は変わりゆくもので,世の中の変化を捉えて,誰かよりも早くいち早く変化を捉える.そのためには,現代のような情報過多の時代においては,いかに情報を捨てて大枠として何を指し示すか素早く理解することが大切とのこと.

事業の参入領域を決定するにあたっては,そもそも構造的に有利か不利かを考える. (マイケルポーター読め).マーケットが大きくなって利益率が高くてまだ参入企業の少ない競争の激しくないところを攻める.いい例としては「楽天市場(インターネット×通販)」.

若いころはゲームとTSUTAYAで映画を見まくってたようです.若い時TSUTAYAで映画見まくってた経験はCM作りに活かされてるし,ゲームしまくってたのは事業そのものに活きてる.1つ1つのことに真剣に取り組むことが大切.ビジネスを成功させる鍵は,未来を予測すること,練習(勉強)ばかりでなく試合(実際のビジネス)にでること



【Session2】

・起業した理由
大きく分けて二通り.一つはproduct oriented,つまり作りたいものがあって起業するタイプ.はてなの近藤さんはそっち.もう一つは,環境に迫られて.とにかく事業を起こしたい,金儲けしたいみたいな欲求が先に立つタイプ.自分としてははてなの近藤さんに深く共感している.不便だから何か作るって発想はごく自然だし,そっちの方がモチベーションも続くだろうと思うし.

・マップヘイターとマップラバー
変化の早いウェブの世界では,ビジネスプランをこねくり回すやつよりは,プロトタイプをまず作ってみるタイプが成功者に多い.
http://www.j1nn.com/archives/51647672.html

・成功するために必要なこと
人間の欲求/本質をよく知ること.はてなの近藤さんは,自分の「共有したい」,「表現したい」という願望を実現させるためにはてなブログを創った.その結果成功した.

・質の高いインプット
勉強家が多い.本を読む,第一線の人に会う.


【Session3】

昼から研究会があったのであまり話が聞けなかった.

成長企業で働くことについての話があったようで,俺が聞いた範囲では,「成長産業で働くことで自分が成長する」「市場価値を上げることが真の安定である」といった話に集約されると思った.この手の話はよく聞くんだけど,初めて聞いたときはミーハーな自分はすげぇ共感した.ベンチャーで働きたいとか思った.それで入社試験も受けてみて,GREEもDeNAも内定貰ってすげぇ悩んだ.
特にDeNAの方にはすっごくよくしてもらえて,データマイニングのエンジニア等々最先端で働く人たちとの場をセッティングしてもらえた.話聞いてく中で,すげぇエッジの尖った人だらけで正直やってけるか不安なレベルだったのを思い出す.家庭の事情とかが色々あって入社するには至らなかったけど,いい会社だと思った.当時の自分は,純粋であるがゆえに,無批判に意見を受け入れることしかしてなかったと思う.

そもそも自分が仕事するにあたって,市場価値の高いビジネスマンになるのが最終的なゴールだったっけ?何か大きな事をしたいとかいう漠然としたものだけが先行して,自分の価値観が見えてなかった.自分の中では,市場価値が高まるとか,成長産業で働くとかはどうでもいいことで,「自分が好きだと思うこと」,「肯定できる何かを創ること」,「人の役に立つ仕事」に携われて,納得して幸せだと感じられればいいだけだ.それで決めたものが成長産業だったらベンチャー入れば幸せだと思う.

「成長産業で働くことで市場価値が上がり真の安定に繋がる」のは,成長産業が自分の好きな分野にマッチしていた場合にのみ成り立つことだ.無批判に受け入れず,一歩下がって冷静に考えることが出来るようになった分,自分は就活してた頃に比べたら成長したと思う.



【Session4】
このセッションは,技術とインターフェースの話.

まずは稲見昌彦(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)教授の話.
簡潔に言うとステルス迷彩を実現させてる人. (参考サイト: http://nicoviewer.net/sm13808 )
自動車の運転支援のために,自動車そのものが透けて見える技術を応用したりしている.

次は千葉慎二さんによるキネクト紹介.
キネクト技術は自分としてもキャッチアップしておきたいものだったので頑張って聞いた.
指向性マイクと音声認識は,自分の専門分野である信号処理技術が使われていたこともあって興味深かった.
4素子マイクによるビームフォーミングで指向性をもたせている模様( http://cm-bloggers.blogspot.com/2011/06/kinect-sdk-beamforming_21.html ).
複数の話者が異なる位置から喋る時は,指向性により話者の人数検知を行うっていう説明がなされていたけど,同一の位置から喋り始めたら人数って検知できるんだろかと思った.
憶測だけど,このときは声色によってクラスタリングされて音源数を推定するんだろなーと思う.

【Session5】
途中で帰りました~.

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