Android/iOS クロスプラットフォームなフレームワーク
Android, iOS, Windows 等々,各社のプラットフォーム上でアプリ開発をするにあたって,それぞれ個別に - Android は Java - iOS は Objective-C - Windows は C♯ と言った具合に複数の言語,複数の環境でアプリ開発をしなきゃならん. ・・・ものすごい開発コストです. すでに大手のスマホアプリ開発会社は,開発費を下げるために, プラットフォームを横断した形で使える汎用のフレームワーク(ミドルウェア)の採用を進めています. ゲーム向けで言うと,それはUnityであったり,はたまた cocos2d-x であったり. DeNA なんかは ngmoco という会社を買収して,ngCore なんていうクロスプラットフォームなゲームエンジンを使ってたりする. クロスプラットフォームすげぇってのを体感するため, オープンソースな cocos2d-x を最近触り始めた. C++ で使える2Dゲーム用のゲームエンジン. 開発環境の設定は 「Mac だったら」とてつもなく簡単. 以下のページを参考にしたらHello world まではあっさり行けると思われます. http://albatrus.com/main/cocos2d/6125 iOS はXcodeでサクッと行ったんだけど,Android のほうでビルドが通らずやきもきしている!糞が! 追記:テストの実行 $ cd cocos2d-x/cocos2d-x-3.3rc0/tests/cpp-tests/ $ cocos run -p android ちょっとしたTips: ファイル追加した場合は Android.mk にファイル名追記を忘れずに 他社の開発環境はひとつのベンチマークにする意味でも, また,最先端の技術を追う上でも大切に思えます. 本を読むのもいいけれど,日々進歩していくソフトウェアの世界に足を突っ込んで学んでいく方がソフトウェアエンジニアっぽい. あと,アプリ屋さんが作りやすいような抽象化したフレームワークの実装は,高い技術力・設計力が必要となる部分なのですごく興味ある. 特に cocos2d-x はオープンソースで github のリポジトリでコミットログが追えるから